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Episode 10 *。゚ ページ10

*


放課後。

結衣と帰っているとポケットに入れていたスマホが
電話で何度も振動するのがわかった。
見てみると明らかにおかしい驚くべき人物から。


──── なぬっ?!涼介?!?!
またなんでこんなタイミングの悪いときに!!
でもとりあえず出ようかな…?



「結衣、ごめん…電話…」



恐る恐る出てみる。



「も、もしもし…?」

涼介あー、出た出た。今日の朝ぶり!
今日仕事早く終わるから一緒に夕ご飯食べない?
母さんもAに会いたいって言ってたからさ!


「え?!今日?!絶対行く!」

涼介じゃあ、帰ったらメールするから!
絶対無視すんじゃねーぞ?笑


「分かってるって(笑)」

涼介時間とかは帰ってから教える!
これも絶対無視するなよー?笑


「なんか今日すごい元気だね(笑)なんかあった?」

涼介Aに会えるから!
…って言うのは嘘で、仕事がいい感じだから!笑


「ホントにそういう冗談やめてよ…(笑)」



────たまにドキッ…ってすること言う…



涼介ごめんごめん笑
じゃあよろしくな!


「うん、よろしく!」



電話を切ると放っておいた結衣が
じーっと私を見ている。



結衣「どちら様?」

「ん?!えっと、友達!」



もうバレそうにしてるのは涼介の方だと
感じ始めてきた。


────頑張れ私!負けるな私!くじけるな私!



結衣「もしかして彼氏?!」

「…え?!そんな人いないよ!!」

結衣「えー?だって…
彼氏と喋ってるみたいな感じだったよ?
彼氏じゃないとしても相手男でしょー?」

「いや、ち、違うよ!」

結衣「もう…隠さなくたっていいのに〜!
まぁ、Aが選んだ人なら誰でもいいけどね!
応援しちゃう!!」

「あ、ありがとう…(笑)」



家に帰ると私は涼介に帰ったことを
メールで報告する。



Aお仕事お疲れ様!!涼介ー!帰ったよー!

涼介早いな!俺ん家に来ててもいいよ!

A涼介はまだ遅くなりそう?

涼介もうちょっとで着く!

Aじゃあ、先に行ってるね!



────そういえばライブ行くの言ってない…
報告したら涼介喜んでくれるかな…(笑)
涼介の仕事をしてる姿が見れるってことは、
あの何か違うオーラで気になっていた有岡くんも
見れるわけで。
あと有岡くんって…どんな人なんだろ…??


*

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , 山田涼介   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:MÏαyα | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miayahome1225/  
作成日時:2016年10月29日 22時

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