Ｊ恋 *｡ﾟ (ページ4)

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Episode 4 *｡ﾟページ4

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Hey! Say! JUMPを知っていると言っても
涼介以外とは会ったことも喋ったこともない。
涼介としか接点は無い。
だからメンバー全員知っているわけではなく
ほんとに涼介だけしか知らない。
だが、これでもバレたら学校に来れなくなる。
いじめに発展し兼ねない。
みんなの今までの視線が一気に凍って、
痛い視線に変わっちゃう。
そんなのは絶対に避けたいし、
涼介の仕事にも支障が出る。
絶対にバレないようにしなきゃいけない。

──── ほんとに辛すぎる…
でも嘘つき通してみせる！絶対にバレるもんか！

そして帰り...

結衣｢やっとお話する時間がやってきた～♪｣

嬉しそうに話す結衣。その姿がやけに可愛い。
私も自然と笑顔になる。

結衣｢えっと、まずうちが誰担か教えるね！｣

｢担？｣

結衣｢誰のファンかってこと！｣

｢あ、そういうことか...。｣

結衣｢うちの担当は～…
顔面国宝、山田涼介くんでーす！！ヒューヒュー！！｣

──── ギクッ！だろうと思ったよ結衣様～。

すると結衣は歩いていた足をいきなり止めて
何を探しているのかリュックの中をガサゴソやっている。

──── 何だ、どうした。今度は何が来るんだ。

すると一枚のファイルを取り出す結衣。
見てみると複数の男性が裏表に印刷されてあった。
そこには涼介の姿も見られた。

──── やっぱり涼介頑張ってるな...
知らないうちに立派になったな...

それに見とれていると。

結衣｢はい！この中で誰が一番好み？！｣

｢え？｣

──── なんだ、今度は！
私にこの中から好みを選べなんて！

結衣｢やっぱり涼介？！涼介？！？！｣

｢え...えっと、あ...えぇー。｣

結衣｢じゃあ、強いて言って！さぁ～誰がいい？！｣

｢うーんと…えーっと…こ、これ？かなー？(汗)｣

──── ここは結衣と同じじゃライバル視される！
口が滑っていろいろバレないように違う人にしなきゃ！！

そう思い、ちょっと妥協してトイプードルのような目がクリクリとした可愛い感じの人を指さす。
すると結衣はいきなり騒ぎ出す。

結衣｢えぇぇ？！大ちゃん？！
いや～ありがとう！！！
大ちゃんと涼介の｢ありやま｣コンビ大好き！｣

ここからが戦いの始まりだった。

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