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数時間後
私の気持ちも落ち着いてリビングへと移動した
私、こんなとこにいていいのかな
春くんがもし、他の女の家にいたら
私は狂うほど嫉妬しそう
…でも春くんは嫉妬なんてしないか
私のこと好きですらいないかも
蘭「…離婚…すればいいのに。あんなピンク野郎のどこがいいんだ？」
貴方「…たくさんありすぎて答えられないや。」
不器用だけど優しいとこも
扱いが雑いこともあるけど、触れる手はちゃんと優しくて
私のこと突き放すくせに過保護で…
貴方「っ……」
蘭「あー…わり、泣かせるつもりでいったんじゃなかったんだけど」
蘭さんは自身の袖の裾で私の涙を拭いてくれる
意外だった
そういうの自然にするんだって
どっちかっていうと面倒くさがるとおもってた
貴方「…蘭さんも……優しいですね。春くんの近くには…優しくて…本当は心がきれいな人がおおいですね。」
蘭「…はっ、お前変わってんな。俺らのこと優しいとか綺麗とか。」
驚いてるのか貶してるのかよくわからない
この人たちが何してるかも想像がつく
女接客を好きでしてるんじゃないことも
人の命を奪っていることも
多分そういう世界の人たちというのも
全部察しがついてる
でもどうしてかな
全然怖くないのは
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作者名：愛姫
| 作成日時：2022年9月12日 23時
