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デート解散事件から数日後
夜中に玄関のドアが開く音がして目が覚める
恐る恐る廊下から除けば春くんだった
あの日から話してない
いつも通りに接してればいいよね
貴方「……おかえり…？」
三途「…ん。」
その短い返事でわかる。
私達に距離ができてしまったこと。
それでも引き下がっちゃだめだ
ここで逃げたら何もかわれなくなる
貴方「ご飯…温めるね」
三途「いらねぇ。俺に構うな。ねてろ。」
以前より冷たく言われ泣きそうになった
でも春くんにとって面倒な女にはなりたくないから
出てきそうになった涙を堪えた
貴方「…冷蔵庫に入ってるから。お腹すいたら食べてね！じゃあ……おやすみなさい」
いつもなら“おやすみ”って返ってくるのに
今日は何一つ帰ってこなかった
ベッドに潜って携帯を見る
寝る前に携帯見ちゃうのあるあるだよね
動画とか適当に見て眠気が来るのを待つけど全く眠れない。
春くんはリビングでパソコンいらってる
持ち帰りの仕事もよくあること
ねむれないし、いつもみたいにコーヒーを入れてあげる
貴方「私…どんな春くんでも嫌いにならないから」
少し驚いた顔をされる
なんとなく私が察しついてることに気づいたのかな
まぁ不良たちが歩むみちだとよくあること
私じゃなくても予想はつくでしょ
三途「…灰谷弟から何聞いた」
貴方「何も。ただ思ったことを言っただけ。」
三途「そうかよ」
大丈夫。
私ならまだ耐えれる
まだあなたのそばに居られる
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作者名：愛姫
| 作成日時：2022年9月12日 23時
