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story13 ページ13

昔自信をなくした私に母は言ってくれた







「自分を愛せない人は人も愛せない。人から愛も貰えない。」







竜胆「は?急にどした?」









貴方「…昔母が言ってくれた言葉です。」








興味なさそうにふーんと返事する竜胆くん
蘭さんは聞いてなかったみたい









今の私は自分を愛せていない

だから春くんも離れていったのかな








だから魅力がなくなったのかな








貴方「…っ……春くんが愛してくれないのは私が私を嫌いだから……?でも……今の私……好きになれない……春くんが愛してくれないなら……輝く意味なんてない…」









蘭「…誰かのためにって…思うから駄目なんだろ」









貴方「え…」








蘭「可愛くなんのも輝くのも自分の為でいいじゃん。自分受け狙ってけば自然に自分のこと好きになれんだろ?」








確かに…
この人たちもきれいなのに誰かに媚び売ったりしたない







この美貌をいかせば女はホイホイできるのにプライベートではそれをしてない








でも自分のことはちゃんと見てるし知ってる人たちだ










貴方「…私に…“美”を教えてくださいませんか…!」











そう言い終わったときだった




家の扉が勢いよく開いたのは

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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年9月12日 23時

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