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やってしまった
起きたら玄関ではなくベッドの上
貴方「なんで！！ここ玄関じゃないの！！！」
悔しくて朝一の第一声がこれ
三途「玄関で何してたんだよ？あんなとこで寝てたら風邪引いちまうだろう」
私の前にきて頭をよしよししてくれる
ずるい
たくさん寂しい思いさせといて
そんなことされたらまた余計に寂しくなるじゃん
貴方「った………」
三途「？なんて？」
貴方「おかえりって……言いたかったの。いつも…おはよう…だから…」
涙が溢れてしまうのは寂しいから？悔しいから？
辛いから？
わからない
三途「かーわいい…じゃあ次早く帰れるようにするから。その時言えよ」
貴方「絶対…？」
三途「おう、約束」
ニカッと笑う彼は子供みたいでかわいい
なんて本人にいったら怒るかな
三途「出かけるか」
貴方「！！デート？！」
三途「ふは、食いつきすぎだろ」
だって最後にデート行ったのは4ヶ月も前
久々だし嬉しいじゃん
三途「早く用意しろー？おいてくぞ」
貴方「！用意してくる！！」
もっと私を愛してほしいから
チクチクする痛みは気づかないふりをするの
嫌われたくないから
強い振りをするの
今思えばこれがだめだったのかもしれない
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作者名：愛姫
| 作成日時：2022年9月12日 23時
