私の願いは……【地縛少年花子くん】

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最近、七不思議の噂が目立っては消えている

多分ヤシロさんと花子くんがなにかしてる











七不思議の噂を悪く変えてるのは誰か知らないけど

噂を変えて七不思議が暴走するせいで










源光の兄である源輝

かなり強力な祓い屋で、怪異たちも恐れている










私もその一人で彼を恐れている










そんな彼が今目の前にいるんだよね










輝「君はどうして怪異と関わる？」








貴方「…別に。先輩に言う必要ないです」










好きだからなんて言えない
言ったらこの人何してくるかわからない












輝「7番と仲良いそうじゃないか。光から聞いてるよ」











貴方「…だったら何か問題でも？…私、急いでるので失礼します」









早くこの場から離れたい

花子くんのそばに行って安心したい










でもそれはむりだった









貴方「っ、離してください！」







輝「一つだけ忠告しておいてあげるよ」









貴方「…なんですか」







輝「君が怪異とこれ以上の関係を持ちなにか問題を起こせば僕は君を消すから」











貴方「……」









パシッ

先輩の手を思いっきり振り払って逃げるようにトイレに駆け込む











一番目のトイレに閉じこもり
震える身体を抑えるように私はその場でしゃがみ込む












こわかった







本当にその場で消されそうで怖かった

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