私の願いは……【地縛少年花子くん】

story22 ページ22

一週間後

私はつかさくんに呼ばれた






というか強制連行？





私が今いる場所は鏡の中世界



そして連れてきた本人はいない

いるのは見知らぬピンク髪の男の子








貴方「……あなたもつかさくんに連れてこられたの？」





「…そうだよ」





見た目派手で明るそうだけど
意外と冷たそう






でもこんな世界に一人じゃなくてよかった

なんか変な手もさっきからうようよしてるし







「名前」




貴方「…A。でも覚えなくていいよ。私もう人じゃなくなるから」






「は？」







貴方「…君の名前は？」





「………三葉惣助。」








三葉くん……か
聞いたことあるようなないような







今日ここに呼び出された理由は
もうなんとなく察してる






貴方「……で、その後ろにいる人はなんでいるの。」







三葉くんの後ろにはヤシロさんがいる

いつの間に来たのかしら






でもそっか。
ヤシロさんはあまねの手下？みたいなものだし





こういうところにいてもおかしくないか






貴方「……邪魔…しないでよ。今日私の願いが叶うの。」







邪魔なんてさせない

人間の綺麗事もつかれた







道に沿って進んでいくと大きな鏡

そこでは何故かヤシロさんを集中的に攻撃






大根足とかくだらない








貴方「……こいつをどう倒せっていうのつかさくん」







つかさ「んもう！手がかかるなぁ〜」






つかさくんは笑顔で鏡の中の主を



ぐちゃぐちゃにした

story23→←story21

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す