私の願いは……【地縛少年花子くん】

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暫くして怪異の肉片を渡された

生で食べるのか……







つかさ「さぁ三葉も。つよくなりたいんだろ？」






なんだ。
三葉くん人間じゃなかったんだ。





手には肉片

これを、いまから食べるというのに





私は落ち着いてる、






貴方「うえ……まず……」






つかさ「残さないでよ？それぐらい食べないと怪異になれないから」






食べてしまえば怪異になる

食あたりとかならないだろう、







やっと辛い人間生活から逃げれる、






貴方「うっ……はぁ…なにこれ……あつ………」






食べ終えると身体があつくなった
力がでてくるような






つかさ「みてごらん。これが君の新しい姿」






鏡の前に立たされる

写った姿は





別に悪くなかった




服が少し変わったぐらい

制服だったのが





鳥をモチーフにしたような
動きやすいフリフリの服






左側だけ手首から肩にかけて鱗みたいな模様







あとは変わってない。






つかさ「コントロールして、人間の姿にもどれるよ」






力をおさえればいいってこと？



深呼吸して落ち着くと姿は人間にもどった








なにこれ、めちゃくちゃ便利じゃん







貴方「………あまね悲しむかな」







私を受け入れてくれる？

それとも突き放す？







ヤシロ「Aちゃ……」






カタカタと震えるヤシロさん

そっか




私の願い知らなかったんだ






貴方「…私の願い。怪異になってあまねのそばにずっといること。私、ずっと貴方が邪魔だった。」






でも傷つけたりなんてしない


あまねが悲しむことはしない

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