私の願いは……【地縛少年花子くん】

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貴方「花子くん！きたよ！」







あれから一ヶ月
私達の仲は深まり、今じゃ触れる距離










私はなぜか不思議と花子くんに触れることができる。









花子「A、今日も元気だねぇ」









抱きつく私をよしよししてくれる花子くん
でもその手は冷たくて切なくなる










花子くんと出会って一ヶ月
私は多分恋をしてしまっている










好きになんてならない


そう思っていたけどなってしまった











絶対にバレてはいけない
伝えてはいけない









伝えたら花子くんどうするんだろう

迷惑かな










いや、私を遠ざけるかも










花子くんと離れちゃうなら

黙ってる方がいい










花子「？A？元気ない？」










貴方「ううん！何でもない！それよりその子だあれ？」








花子くんにあえた嬉しさで今頃気づいた



窓際にくっついてる女の子











花子「あぁ、ヤシロだよ。僕を呼び出した子！」








貴方「……へぇ」










私は人が嫌い
　だって何考えてるのかわからない








昨日まで優しくしてくれてた人でも
翌日急に冷たくしてくる










そういうのに振り回されるのはもうこりごり


それなら一人のほうが楽だと思った











だから私は




貴方「…私と…関わらないでね」









彼女にそう言ってしまった

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