私の願いは……【地縛少年花子くん】

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花子「それで？君はなんの願い事をしにきたの？」








そうだった
花子くんは願い事を叶えてくれるんだっけ










でも私は願うことなんてない










貴方「…何もないよ。」








花子「…ふーん？」









興味なさそう

まぁそうだよね











君は生きてなくて

私は生きている










互いに交わることがない存在











花子「じゃあ、君の願い事が見つかるまで側にいてあげるよ!」









貴方「え…？」













花子「君よくここの掃除してくれてる子でしょ？お礼に一緒にいてあげる！」











別にお礼が欲しくてしてたんじゃないけど

嬉しかった











そんなこと言ってくれる人今までいなかった

ずっと一人だったから












貴方「…ありがとう…花子くん！」











花子「っ//」











この日から私たちは惹かれ合っていた

でも決して交われない












一生をあなたの隣りにいることは許されない

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