私の願いは……【地縛少年花子くん】

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16時の書庫事件は無事解決。
怖かったけど嬉しいことが一つ








花子くんの好きなものを知れたの









貴方「はい、ドーナツ！」






花子「！作ってきてくれたの？！」











嬉しそうに受け取ってくれる
それが嬉しくて私も笑顔になる











屋上の塀に腰を下ろす









貴方「はな………あまねくんは………さ……弟がいたんだよね」










花子「……いたよ……ころ しちゃったけど」









貴方「…同じだね。私も姉を………」











とても優しい姉だった

大好きだった










5歳のとき
私と姉でお買い物に行ってたんだよね











その帰りに私が転んじゃって
道路に飛び出してしまって











貴方「きづいたら、私は道路の外にいて目の前にはね姉が血塗れで動かなくなってた」











たくさん責められたっけ

お前のせいだと











貴方「っ…私ね…消えたいんだ。」










花子「え…」










貴方「でもね、消えれないの。しねないように呪われてるの。」












何度も試した
飛び降りたり、頭を石で殴ったり










怪我はするけどしにはしない









貴方「…私ねあまねくんの隣りにずっといたい。こんな私でも、あなたの隣りにいるときは幸せなの…私の本当の願い…………花子くん…私……私ね」



















「怪異になりたい」

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