三途が溺愛する彼女

story24 ページ24

数年後

私達には子供が4人生まれていた

この子たちには普通の世界だけを知ってほしい






そんな願いから、私と春くんは梵天組織から抜けて
普通に暮らしていた







蘭さんたちもよく遊びに来てくれて
子どもたちも幸せそう






「蘭にぃちゃ…だっこ…」






蘭「おー、咲楽重たくなったなぁ？」








長女の咲楽は現在6歳


次女の向日葵は現在5歳



長男と次男の秋永と冬永は双子で2歳







皆蘭さんと竜胆くんに懐いている






春「あいつらが子供あやしてるとか未だに見慣れねぇわ」







あんたも人のこと言えない

こうみえても娘たちを溺愛してくれてる春くん







もちろん私のことも変わらずに溺愛してくれてる








竜胆「A、年々綺麗になってるよな。俺の嫁に来る？」







春「おいゴラ、さり気なくナンパしてんじゃねぇぞ！」








この会話も日常会話だ







向日葵「パパはママのこと大好き？」





三途「大好きってレベルじゃねぇぞ。大好きが10000個あっても足りねぇ」







春くんの言葉に首を傾げる向日葵を見て私は微笑む






一度は手を汚した私達でも
こんな幸せな家庭を作れる








ということを過去の私に教えてあげたいな














fin

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