ワカちゃんが溺愛する彼女

Story19 ページ19

翌日には私の熱は完全に下がっていた







体調もすごくいい










貴方「ワカちゃん、ありがとう」






若狭「ん？当たり前の事しただけだし」









ワカちゃんにとって私に尽くすのが当たり前で

だからちょっとの体調不良も見逃さない










泣いてたらすかさず抱きしめてくれる

私が隠し事してても最終的には気付かれる










私の彼氏様は最強なんです










貴方「明日…楽しみ」












明日は実家へ一泊二日かえることにした
もちろんワカちゃんも一緒に









同棲するときも顔合わせてないから会いたいっていってくれた









ワカちゃん不良のくせに律儀












ちゃんと大人なんだなって実感した













貴方「私達も歳とったね。」





若狭「まだピチピチだわ」








貴方「ふっ…はは…そうだね。まだまだこれからだもんね。」













若狭「…珍しいな。普段そんな話しねぇだろ」












貴方「…お母さん再婚するんだって」









それを聞いたとき複雑だったんだ

お母さんが幸せになることは嬉しい










けれど今更すぎて私に新しく父ができるなんて
受け入れられない自分がいる











若狭「不安？」






貴方「…怖い」







そういえばそっと私を抱きしめてくれる

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