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中学3年生の春
中学生最後の年でもあるのに
私は朝からサボっていた
これでも元々は真面目な人間だった
3年生になるまでは無遅刻無欠席
成績は学年トップ
全国では2位だった
そんな私が新学期早々サボりをしている
きっと今頃クラスでは騒がれてるかも
でも何となく今日は行きたくなかった
真面目に頑張ってても
何も報われないことを知ってしまったから
別に親を亡くしたとかそんなんじゃない
聞いてしまっただけ
『やっぱり風菜はおねぇちゃんとはちがって賢いのね。家の将来は貴方にかけようかしら』
たまたまだった
お風呂に入ろうとして聞こえてきただけ
でもこの言葉を聞いてから
私の何かが切れちゃって
いつしか愛想笑いしかできなくなった
人前ではヘラヘラ笑って
弱みすら見せれなくなった
私の今までの頑張りは何だったんだろうか
すべてを否定された気がしたんだ
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愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます！ (2022年6月28日 18時) (
レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます！ (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛姫
| 作成日時：2022年3月2日 19時
