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愛され者の私02 ページ26

車で一時間








やっと目的地に到着した











貴方「動物園!!」










私の大好きな動物園










竜胆「反社が動物園か………」









三途「………なんか………違和感ありまくりだな」











私達が動物を愛していいのか










好きと言っていいのか









かなり微妙なラインだけど










好きなものは好きでいいよね










貴方「あ、あの猿春千夜みたいだよほら」












私が指差す方向には
縄張りのど真ん中で一人で切れてる猿









それを見た蘭ちゃんも竜ちゃんは吹き出して爆笑











三途「似てねぇよ!!!お前らも笑うな!!!んのやろ!」











あの猿をピンクに染めたら完璧だな












とか考えながら
お腹を抱えて笑う二人と怒る春千夜を眺める












こんな風に笑ってくれたのもいつぶりだろうか











私達は反社










この手で何人もの命を消してきた












だからほんとはこんなところで楽しんじゃいけないのかもしれない











蘭「あー、笑ったわ。あの猿の名前ってあんのかな」









店員「あのこは春子ちゃんって言います!園内で一番人気なんですよ〜」












通りすがりの店員が教えてくれた
それにまた吹き出す二人













蘭「春…子て……ぷっはは…」







竜胆「絶てぇ三途の分身だろ…ふっ……だめだ……笑いが……」











この二人はツボに入ってしまったらしい









貴方「よかった」











楽しんでくれて










こっそりと笑う二人と蘭ちゃんワンショットと





怒る春千夜と笑いの原因となった猿の写真を撮る



















何年経っても














今日のことは絶対に忘れない

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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年2月27日 23時

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