他校の君との恋物語【孤爪研磨】 (ページ20)

今日:18 hit、昨日:2 hit、合計:17,426 hit

第20話視線ページ20

私はいつも通り部活がおわって飛雄たちと帰っていた

ここ一週間私は常に誰かの視線を感じてる

正直めちゃくちゃ怖い

私はたまらず振り替える

貴方「……誰もいない…」

影山「…やっぱり感じるよな」

視線を感じてたのは私だけじゃなかった

翔陽「おれも、何かAといるときだけやけに視線かんじるんだよなー」

貴方「………」

私といるときだけ？

それって

飛雄「……お前、しばらく一人行動するなよ。」

貴方「…うん…でも私部活のときいがい一人…」

そう。

同い年の友達なんていない

翔陽「こういう時って研磨に相談した方が賢くない？」

貴方「え、なんで？」

翔陽「だって、研磨頭いいし。こういうときの対処法とか冷静に考えてくれそう。」

確かに

でも

貴方「さすがに、他校のひとを巻き込むのは…」

コツコツ

まただ

私たちと違う足音

私はバットふりむく

貴方「…い…ない…」

視線も

足音も聞こえるのに

怖い

貴方「…私…お家に一人…やだ…」

飛雄と翔陽は私のいえのことはもうしってる

飛雄「…俺んちくるか？」

翔陽「影山の方が近いからいいかも。俺はもう少し先だしな」

貴方「……そう…する」

自然と皆歩くスピードが早くなる