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第16話 完治 ページ16

怪我をしてから1ヶ月


やっと完治して久々にバレーをしていた



バシッとスパイクを打つけど



貴方「んー、やっぱ鈍ってるね」



翔陽「いや、鈍ってるわりには威力あるよ!?」


貴方「え、そうかな?」



う「はは!流石だな。バレーボール界のお姫様」


その呼び方やだな


当時は気にしなかったけど


中三で中間に嫌われて


堕ちたお姫様って呼ばれてたっけ



貴方「…もう、お姫様じゃないですよ!」


と偽りの笑顔でそういった


影山「…でも、ここにきてから戻ってきてる。確実に」



影山くんは、幼馴染みみたいなもの。


小学も中学も一緒だった



コートの王様とバレーボール界のお姫様か


よくからかわれてたっけ



そして


二人で堕ちたんだ



貴方「…私だけじゃないよ。“飛雄”もでしょ?」


翔陽「え、あ?お?」



貴方「ふふ、私と飛雄はね幼馴染みみたいなものだよ。中三で色々あって私が心を閉ざしちゃってたんだけどね」



影山「…お互いに思い出したくない過去だからな。」



貴方「そうだね…あ、ね、久々にトスあげてよ





王様?」




影山「もう王様じゃねぇって」



とかいいつつ、ちゃんとトスをあげてくれる



堕ちてから、毎日二人でバレーをするようになってた


チームに捨てられたもの同士で



でも私は



チームでするよりも



飛雄のトスで



自分の最大の力をね



澤村「!?」



貴方「ふふ、これこれ」



出せるんだよ

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作者名:愛姫 | 作成日時:2020年2月12日 15時

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