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story16 ページ18

今日は春千夜とのデートの日
どこに行くとか何も知らされていない












春「行けるか?」













貴方「うん」










春千夜の車に乗る
何年ぶりに乗ったかな












貴方「…春千夜の香りだ。女の匂いしない」








春「もう遊ばねぇって決めたからな」











あれ以来薬を飲むとこも見ない
春千夜の本気だ












そういうとこも好き










なにかのために頑張れるきれいな君が大好き












春「どこ行くか何も決めてねぇ」








貴方「えー?デート誘ったのに?」













春「…俺…まだ伝えてねぇ」












いきなり何もないとこで車を止める
目の前には海がある













春「そろそろ俺の彼女になってくれねぇ?俺…結構尽くしてるつもり…なんだけど…足りねぇ?」















ポロッと涙がこぼれた






貰えるはずのなかった言葉












ずっと欲しかった言葉














貴方「っ……鈍感…だなぁ………小さい頃から……ずっと…ずっと大好きだよ……」

















やっと言えた言葉
好きと言える日が来るなんて夢だと思った













でも夢じゃない
目の前で嬉しそうに微笑む彼は本物で














貴方「ずっと……ずっと………言いたかった……あんたが…大好きって………やっと…言えたぁ」














大泣きする私を優しく抱きしめてくれる












諦めなくていい初恋もあるんだね


幼馴染みの恋愛なんて叶わない
そんなの誰が決めたのだろう














私達は叶えたよ
初恋も幼馴染みの恋も



















もう二度と



離さない



















fin

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月宮莉夢 - 最後の方ハラハラしたけど、ハピエンで終わってよかったです〜〜!! (2022年6月8日 22時) (レス) @page19 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月23日 0時

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