story16 ページ16
貴方「………ねぇ、セブルスもう大丈夫だよ。」
この言葉を発するのは実は3回目。
何度言ってもセブルスから返事は来ず。
抱きしめられてる私は恥ずかしいんだけど。
でもそれ以上に落ち着くのはどうしてだろう。
セブルスの香りに混じった薬品の匂い。
これも安心する。
貴方「……ねぇ…？どうしたの。」
セブルスの背中に私の腕を回して抱きしめ返す。
それに答えるようにセブルスの腕に力が入る
スネイプ「吾輩は…もう二度と……二度とあんな事を起こしたくないと思っている。」
リリーの最期の日。
セブルスはあとからきたんだよね。
何度も謝られたっけ。
「一人で闘わせてすまなかった」と。
スネイプ「だから…大切な人を作るのが怖かった。でも、それでもお前のことは確かに大切で、幼馴染としてではなく、1人の女性として。吾輩は…お前が……Aが大切なのだ。」
セブルスの優しい声と言葉に
収まっていた涙はまた静かに流れる。
そして自分の感情にも理解ができた。
私も前に進むのが怖いんだ。
あの日のトラウマを身体はしっかり覚えている。
この人を愛して失うのが怖いんだ。
そして、セブルスも同じ気持ち。
貴方「…ふふ、私達意外と臆病者なのね。」
スネイプ「……そうかもしれんな」
涙が笑顔に変わる瞬間だった。
きっともうあんなことは起こらない。
あの日
ヴォルデモートは完全にこの世から消えたんだ。
貴方「……今度は私の長年の恋話を聞いてくれる?蓋を閉じてた私の気持ち。」
スネイプ「…よかろう。」
長年閉じ込めて蓋をしていた私の少し汚い気持ちを
やっとあなたに伝えられる。
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2月8日 11時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - 箱さん» こちらこそ素敵なコメントありがとうございます(•‿•) (8月7日 11時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 素敵な作品ありがとうございます (8月7日 6時) (レス) @page14 id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛姫
| 作成日時：2023年7月25日 22時
