story36 ページ36
次に目を覚ましたのは医務室だった。
ダンブルドア校長とポッターが話す声が聞こえた。
そして私のすぐとなりではセブルス教授が悲しい顔で私を見ていた。
貴方「教授…?」
スネイプ「………お前が……居なくなると思った。我輩はまた……同じ過ちを繰り返してしまったかと」
その言葉に私は飛び起きる
そうだ。彼はトラウマなんだ。
リリーさんの死が。
大切な人を失うという恐怖。
それを私が再び思い出させてしまった。
貴方「教授は助けに来てくれたじゃないですか。嬉しかったです。」
スネイプ「すまない」
こんな弱々しい教授なんて見たことがなく戸惑ってしまう。
セブルス教授を傷つけ
クィレル先生のことも助けられなかった。
貴方「……私はヴォルデモートをこの世から消し去ることができたら幸せだと思ってました。でも……違った。教授の傷ついた顔みたくない。何も悪くなかったクィレル先生を助けられなかった。不幸が不幸を呼んだの。ごめんなさい…っ」
目標ばかりに囚われず
慎重に過ごしていれば
助けられたかもしれない。
もっと他にも方法を見つけられたかもしれない。
スネイプ「なぜ謝る。お前は何も悪くないだろう。お前は被害者だろう」
貴方「っ……なら教授も悪くないです。」
早く大人になりたい。
貴方を支えられるような大人になりたい。
153人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛姫(プロフ) - とーるさん» 教えて頂きありがとうございます!!訂正致しました🥺 (9月16日 8時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
とーる(プロフ) - 賢者の石時点では1年生は11歳ですね… (9月15日 22時) (レス) @page34 id: 5c3768ef97 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛姫 | 作成日時:2023年6月10日 0時