花のような恋【賢者の石偏】 (ページ35)

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あつい。
あまりのあつさに私は目を覚ます。

そして目の前の光景に目眩がする。
なに、何でクィレル先生が燃えてるの？

部屋も。

手足が縛られていて動けない。
クィレルにヴォルデモートはもう取り憑いていない。

貴方「くそ……ポッターくん……おきて……っ……」

縄を解こうとしても頑丈すぎてびくともしない

もう助けられないか。
クィレル先生は悪い人じゃないのに

操られていただけなのに

私は助けられなかった。

犠牲を出さないと決めていたのに。

わたしもこのまま諦めたほうが楽なんだろうか。
このままここで……

「A！どこだ…！」

セブルス教授と…ダンブルドア先生……

私の名前また呼んでくれるなんてうれしいな。

貴方「教授……助け…て……」

私を見つけ、すぐに駆けつけてくれる。
縄は魔法で簡単に解き力のない私を抱きとめてくれる。

スネイプ「馬鹿者…」

貴方「私……悪くないもん………図書室……行って……目が……覚めたら………っ……ごめんなさい…」

悔しかった。
何もできなかった事が。

気絶してる間にあいつを逃したこと

スネイプ「…暫く眠りなさい。フォックス、良く頑張った。」

嬉しいな。
教授に褒められて。