花のような恋【賢者の石偏】 (ページ27)

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あの幸せなクリスマスから暫く経ったある日。

私は自室から中庭に移動していた。

そんなときだった。

「ニコラス・フラメルは我々の知る限り、賢者の石の創造に成功した唯一の者！」

ニコラス・フラメル…？賢者の石…？

一体何の話をしているのか気になり隠れて話を聞くことにした。

声の主はグレンジャーさんにポッターくん。ウィーズリー君たちだった。

この3人の行動は警戒している。
だってきっとこの3人はたどり着くから。

ヴォルデモートの元に。

ハー「あの犬はフラメルの賢者の石を守っているに違いないわ！」

あの犬って、セブルス教授が噛まれた…？

ハリー「金を作る石…、死なないようにする石…スネイプが狙うのも無理ないよ。誰だって欲しいもん」

違う。
教授は、それが欲しいんじゃない。

あの日、３頭犬のところへいったのはクィレルがあの場所にいたからかもしれない。

疑ったのよ。

貴方「……セブルス教授はそんなもの欲しがらないわよ」

驚いた顔で振り返るさん人。
盗み聞きしたこと怒るかしら？

でも私だって怒ってるわ。
探偵ごっこでもしてるつもり？

貴方「本人に確認しないで、どうしていつも教授を悪者に…？貴方達だって…ヒーローのフリをした悪者じゃない」

ロン「フォックスだって、人のこと言えないだろ！？僕達に絡むなよ」

ウィーズリーくんは、よっぽど私が嫌いらしい。
おかしいな

傷つくなんて。
別に好かれたいわけじゃないのに。