花のような恋【賢者の石偏】 (ページ20)

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貴方「トロール？この学校に…？」

ドラコ「あぁ。やっぱおかしいよな。」

久々に広間に来たらトロールが侵入したとかで騒ぎになっていた。

広間の真ん中でクィレル先生は気絶。
演技……だろうか。

あのどもった喋り方もあの時は無かった。

貴方「…見てくる。」

ドラコ「？！馬鹿なのか？！」

貴方「ポッターくんたちがいない。」

きっと彼がうごいてる。
それなら私も見たい。

彼らの強さを。

いるという噂の女子トイレにつくとちょうどトロールが倒れる瞬間だった。

貴方「あら、残念。倒しちゃったの？」

ハリー「気絶してるだけさ。君も離れた方がいい。」

貴方「もう手遅れよ。」

ため息をつくと同時に私はセブルス教授に睨まれる。
私もにらみたい。

セブルス教授、足を怪我している。

どうせなにかまた無茶したんだわ。

貴方「……先生、この人たちこの女の子を守っていたんです。この二人がいなかったら、そこの女の子は死んでいたわ。」

マクゴナガル「……はぁ。ミスフォックス。貴方は優秀な生徒です。今回はあなたを信じて減点は取り消しましょう。ですが、次、なにか問題を起こしたらその時はわかっていますね？」

べつに庇ったつもりはない。

ここで先生たちにポッターくんが目をつけられたら

今後私も動きにくいし、彼を試すことが出来ない。

貴方「先生、次は魔法薬学ですよね。早く行きましょ」

スネイプ「………あぁ。」

なにか言いたげなポッター君に視線を一瞬おくって

私達はその場を後にした。