花のような恋【賢者の石偏】 (ページ12)

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貴方「個別……ですか…？」

食事を終え、ダンブルドア校長に呼び出され提案された。

それは部屋を移動し、望み通り密かに過ごすこと。

貴方「……本当にいいんですか？私の目的を知っていますよね？何するか分かりませんよ?」

スネイプ「そのための吾輩だ。お前の監視役にもなった。」

超絶不機嫌な顔をされて言われた。
セブルス教授は忙しい人だ。

ポッター君のこと守るようにダンブルドア校長に言われてるの私は説明された。

ダン「わしもフォックス家を助けたいんじゃ。そのためにまずは君を救うことが大切じゃ。まだお前さんは幼い。この小さな手に心に傷を負いすぎた。」

どうして涙が出るんだろうか
この涙の理由はなに？

ダン「大丈夫じゃ。わしもセブルスもいる。だからまずお前さんがするべきことは、自分を見つけることじゃ…。失った自分を見つけていきなさい。」

貴方「っ…沢山したわ!!でも……わからない……」

ダン「その手助けは…セブルスに頼んである。さぁ、おゆき。今日だけ夜更かしを許す。」

スネイプ「ついてこい」

優しく腕を握られて連れて行かれる。

人のことを好きになれるのに

ドウシテワタシは私がわからないの？

人のことは見えるのに

私のことは見えないの。

スネイプ「…泣けば良い。幼き頃から我慢して強くなることだけを考えてきたんだろう、ならば、今は甘えれば良い。泣けば良い。幼き頃に出来なかったことをすれば良い。」

貴方「っ……我慢……しなくて………いい……ほんとに？」

幼い私にはこの我慢がどれほど苦しかったか

どれほど痛かったか

自分でもずっと無視してきた。
その反動は思ってたよりも大きかったみたい。