story11 ページ11
どれだけ泣いたんだろうか。
明るかった空がオレンジ色。
私が今いる場所はあまり使われない空き教室。
廊下も不気味だし誰も近づかない。
私は私がわからない。
これは本当だった。
ただあの御方を倒すことだけを目的に生きて
本当の私がわからない。
「フォックス…こんなところにいたのか。」
そして好きな人も出来てしまった。
私は自分のことも知らないのに。
貴方「…私、密かに過ごしたいです。目立つのは…嫌い。本当は大人しくない。話し方だって…っ……お姫様として…あのお方の……嫁になるために育て上げられた…今の私。……本当の私はどこにいるんでしょうか…」
さっきまで泣いていたのに
また、涙は溢れてきてしまう。
私の涙をセブルス教授が拭ってくれる。
スネイプ「では吾輩の前では敬語も礼儀も忘れろ。己を失ってるものは強くなれんぞ。」
貴方「っ……良いんですか……そんな優しいこと言って…私もっと好きになりますよ」
スネイプ「それはお前の勝手だろう。」
差し出された手を握ると立たされてあるき出す
向かう先は多分食堂。
スネイプ「食事はしっかり摂りなさい。」
貴方「………いらない」
スネイプ「では、吾輩が部屋に大量に送り付けてやろう」
貴方「…たべる…」
この人には敵わない
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愛姫(プロフ) - とーるさん» 教えて頂きありがとうございます!!訂正致しました🥺 (9月16日 8時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
とーる(プロフ) - 賢者の石時点では1年生は11歳ですね… (9月15日 22時) (レス) @page34 id: 5c3768ef97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2023年6月10日 0時