君の隣【乃木ルカ】 (ページ32)

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貴方「うっ」

あたりを見回すと見慣れない森。
そっか。

穴からワープしてＺの近くに来たんだ。

貴方「棗、おきて。ルカ。蜜柑。」

順番に起こしていき状況を把握させる。
この森は多分安全じゃない

そして蜜柑が連れてきてしまったペンギーについても警告はした。

　

貴方「…っ……」

どうしてこんなにつらいんだろう。

この森はどうも私を受け入れたくないらしい。

ちょっとした結界が張られてる。

そんなときだった。
うしろからペンギーの苦しそうな声が聞こえた。

咄嗟に氷のアリスで作った刃を飛ばしペンギーを助ける。

貴方「っ……ごめ……ルカ…」

よろける私をルカが支えてくれる。
守らないといけないのに

確かめたいことだってあるんだ。

こんなことで弱ってる場合じゃない。

貴方「伏せて！！！」

バキバキと雷を森全体に落とし結界を破壊する。

同時に辛さはなくなりアリスも使いやすくなる。

蜜柑「な、何や今の…」

貴方「…ここで見る私のこと忘れてね。蜜柑。貴方は何も知らないで。何も触れないで。」

守るためならなんだってする。

後悔する方が嫌だから。