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無惨視点3 ページ25

昼過ぎに娘の部屋へ向かう。流石にもう起きているだろうと思いながら私は襖を開けた。そこには・・・連れてきた時の姿のまま娘が寝ていた。
無惨「おい、起きろ」
私は声を掛ける。だが娘は深く眠っているようだった。娘の寝顔をよく見ると大人びた魅惑的な感じではあるもののそこにあどけなさも感じる。私は無意識に娘に手を伸ばし両頬をつまみぐりぐりとしてみた。
無惨「おい、起きろ」
私が頬をぐりぐりとしながら言うと娘はようやく起きた。私は笑みを浮かべる。
娘『・・・いひゃいでふ』
つままれているのでうまく話せない娘。
無惨「だったら一回で起きるべきだったな。・・・今からお前を監視する上弦の者どもと会わせる。早く支度しろ。」
娘『えっ?!ちょっと?!』
私は有無を言わせず娘を急かす。
娘『あの、何をすれば・・・』
無惨「その変な装いをやめろ。」
ずっと思っていたが本当に変な服装だな。他のものを着れば少しはマシになるであろう。
娘『着替え、無いですけど。』
そうだった、この娘は私がそのまま連れてきたので着替えなぞあるはずがない。
無惨「はぁ・・・もう良い。そのままで来い。会わせた後に何か見繕う」
失念していた。上弦の者どもに会わせた後に反物を買い、振袖や袴を仕立ててやろう。この娘はどちらも似合うだろう。
娘『はい・・・』
無惨「もう、昼過ぎだ。いつまで寝ているんだお前は」
夜中に急に連れてきたとはいえ今は昼過ぎだ。まぁ、寝顔が見れたからよかったが。
・・・・・・

※次回に続きます

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(プロフ) - コメント失礼します。文字を中途半端な所で区切られていて読みずらいので、読点や句点で改行して欲しいです。忙しいとは思いますがよろしくお願いします。 (2021年7月10日 0時) (レス) id: bb580a550b (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - ありがとうございます! (2021年6月28日 2時) (レス) id: 1bd19bebdb (このIDを非表示/違反報告)
アルル(プロフ) - リィさん» いえいえ!コメントありがとうございます。文と文の間に間隔を空けることですが文字数に制限があるので文字数の多い回はどうしても空けられません。でもそれ以外で空けられるのはなるべく1、2行は空けたいと思います。読んで下り、コメントまでありがとうございます! (2021年6月27日 19時) (レス) id: cb1ef880f7 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 初コメ失礼します…クレームみたいなので気を悪くされたらすみません。文と文の間に2行くらい空けてもらえませんか?クレームみたいですみません...って言うかがっつりクレームなんですけど...なんかすみません...。 (2021年6月25日 23時) (レス) id: 1bd19bebdb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルル | 作成日時:2021年6月12日 2時

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