《２》彼女は実は天才声優で！？【福山潤】

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＊貴女視点＊


打ち上げも無事終わり


明日の仕事の準備中…


ふと 頭の中を過ぎった


貴女「……福山さん…何言おうとしたのかな…」


あの時は 私に合わせてたみたいだけど…


…休憩室？


そこで…何かあったっけ？


確か私、途中で寝ちゃってて 分かんないんだよね…


で、起きた時には


マネージャーさんが目の前にいて…


車で送ってもらったんだっけ


その時には 福山さんいなかったけど…


マネージャーさんが来るまで


ずっと 一緒にいてくれたのかな…？


もしそうなら 申し訳ない…


貴女「………」


......................................................


〜次の日〜


貴女「…え……」


今日は 先日依頼を受けた


ナレーションのお仕事に来ています


貴女「……テ…テレビ局だ…」


そこも驚きだけど もっと驚きなのは…


貴女(台本も映像も この後にしか見れないんでしょぉぉぉぉ！？)


あぁ…できるかな…


こんな私の声が テレビで流れるって思うと…


貴女「…あぁ……」


......................................................


コンコン


貴女「失礼しまーす…」


録音の部屋に入ってみると


いつもの現場とは違って 少し焦る…


スタッフ「あぁ、早坂さんですね？」

貴女「あっ、はい！
今日は 宜しくお願いします！」

スタッフ「宜しく。それじゃ 早速だけど
これ、台本ね」

貴女「はい…」


その後 映像の確認をして


いきなり ナレーションをやってみることに…


スタッフ「それじゃ テストいきます」


合図がかかり テストスタート


貴女『……深い 深い森の中
ここにも 珍しい動物が隠れていますよ〜』


そのままテストは進んでいき…


貴女『それでは 次の動物に
会いに行ってみましょう！』


テスト終了


スタッフ「はい！ありがとうございます。
初めてですか？」

貴女「え、はい…」

スタッフ「凄いですね。映像にも
しっかり合わせられて…
本番も この調子でお願いします」

貴女「…はい！」


そして 何とか 本番も成功


貴女「無事に終わって良かった〜」

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