警察学校時代から完全無欠なあの男に今近づきたくて仕方ない《名探偵コナン》

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松「じゃあなお前ら、またやろーぜ」


『うん、鍋美味しかった』

降「邪魔したな」

伊「次は餃子でもやろうぜ〜！」

諸「いいけど今度は片付け手伝えよ？！」

萩「それな？次から皿洗いジャン負けな」







降谷の家到着


『ただいまハロくん、お留守番ありがとね』

ハ「アンッ！」




いつものように出迎えてくれた
ハロを抱き上げながら言ったA。


しかし
お気に入りのドッグフードすら
そっちのけで彼女に甘えるハロは

Aが帰ってくるだけで
嬉しいのだと言っているようだった。







・







ベランダで洗濯物を干している
Aの後ろ姿。


やっぱり手際がいいな。
自分の家でも
しっかりやっていたんだろう。




そういえば……
トラブルで部屋に帰れないからと
うちに住んでいるが
それは現在も解決していないのだろうか。

…解決したら
すぐにでも帰ってしまうのだろうか。







おそらく、そう遠くなく
この関係が終わってしまうことに
少し胸が痛くなった。


……ずっとここに居ればいいのに。






・







『ああーーー！！！！』


降「？！」



突然、そんな俺の儚い願いを
打ち壊すような大音量でAが叫んだ。







『降谷！この辺携帯ショップあるっけ？！』


降「は？」






『明日から仕事なのに
携帯 爆発したの忘れてた！』






ーーーーー

無事購入



『教えてくれてありがと、
現場探しても携帯見つかんなくてさ』

降「あ、俺が見付けて君のデスクに入れてある。
内部は無事だと思って」



『まじ？じゃSIMカード挿し変えればいっか。
この機種初めてだなあ……

あれ。降谷の携帯 何だっけ』


降「？iPho○e4s、だ」



『色は？』

降「黒」


『……ストーカーじゃないからね』ｽｯ



そう見せてきたAの携帯は
俺のと全く同じものだった。









『お揃いだね笑』


あまりの偶然に
おかしそうに笑うA。


…嬉しいなんて
口が裂けても言えるわけない。






ーーーーー




「_______ニュースをお伝えします。


本日未明、東都 米花町にて
一般女性が刃物で身体を
数十箇所を刺される事件が発生ました。


類似した事件が付近で多発しており
同一犯の疑いが出ています。
犯人は未だ逃走中で＿＿＿＿」

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