あの文豪さんに○○しまっす！【文スト】

敵の異能で操られた文豪に殺 されてみた(茉莉さんリクエスト) ページ6

A『………………………』
ゲストに森鴎外です。
太宰さんにも異能は効きます。
--------------------------------
中島敦
「何で！僕はっ…………」
愛しい貴方を殺 してしまったのだろう。
彼は一生後悔しながら生きていくでしょう。
貴方との思い出に浸りながら…。



太宰治
「私は……もう生きていく資格はない。」
何度やっても自 殺未遂ばかりの彼でしたが、これからは本格的に死 のうとします。確実に、死
ねるように。



江戸川乱歩
「何でっ……何でっ……」
気がつけば、血だらけの貴方が目の前で倒れています。彼は瞬時に悟るでしょう。
「犯人はっ………僕か……」



芥川龍之介
「これは一体………」
混乱するのも当たり前でしょう。
心臓を抉られた貴方が倒れているのですから。
貴方といることで笑うことができた彼も、貴方といる事で楽しいと感じることができた彼も、
もう、ここにはいません。



中原中也
「あっはは！だよな、おかしいよな…」
貴方の死…それも自分による貴方の死を受け入れられなかったようです。今日も彼は貴方と"楽しく"過ごしています。しかし、ふと貴方の写真を見るとなぜか涙が出てくるそうです……。



フョードル・ドストエフスキー
「僕は………また罪を……」
自分の赤く染まる手を見て悟ったようです。
もうここに、貴方はいないと。
自分が殺 してしまったと。
何年もたってもなお、後悔し続ける彼に、解放はあるのでしょうか。



森鴎外
「私は……………」
己の右手に持つ、赤いメスと目の前で倒れている貴方。彼は、自分のした事がすぐ分かったみたいです。部下達の前では首領とてし決して泣く事なできません。しかし、１人になったときに、貴方の喜ぶ顔を想像しながら買った指輪を見て、静かに泣きました……。

妹がシスコンで文豪の邪魔をしてみた(月華さんリクエスト)→←手首を切って笑ってみた(りん様リクエスト)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す