白猫少女。【転生したらスライムだった件】

22　名付け後 ページ36

私はユキル、スライムの方はミィと名付けられた。

でもぶっちゃけ『ミィ』の方が猫っぽい名前だよね、ね。ね？

名付け後、私は少し成長したようだ。

元々白かった毛並みは雪のように更に白くなり、目もただの青から瑠璃色って表現がピッタリな感じの深い色になった。

体も少しだけ大きくなった。ちょっと極端だけど、例えると生まれたての子猫がちょっと小さいレベルの成猫になったみたいな･･････わかりづらいよね、ごめん。

人間モードの時もちょっと身長が伸びた。

でもリムルが実はスライムだったなんて驚きだね〜･･････あの森に居た私が悪ノ娘コスしてたときのスライムだよ。オワタ。ははは。

ミィはぶっちゃけ見た目の変化はほとんど無い。

強いて言えば蜂蜜色に少し金色が混ざった感じでキラキラしてる。眩しいよ･･････。

とりあえず、名付け後スライムに戻り喋らなくなってしまったリムルを私とミィでシュナさんのところに運んでいく。

シュナさんびっくりしてたよ･･････。

「いきなり何があったんですか!?」と言わんばかりのあの表情を私はきっと忘れないだろう。

で、リムルが目覚めるまで身体拭いたり色々世話してたんだよね。

ミィが「スライム形態も移動は楽だけどたまには人間モードになって歩きたいよ･･････リムルはどうやって人間モードになれるようになったのか聞いてみよっと」とぼやいていた。

言われてみれば、ミィもリムルも同じスライムなのに人間に変身出来るかどうかの違いはなんなんだろう。

やばい･･････考え過ぎて日本語可笑しくなってきた･･････ま、いっか。

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