白猫少女。【転生したらスライムだった件】

12　目覚めるとおや、不思議な〜？見たことのない景色ですか〜？♪←(解る人居るかな･･･) ページ15

私はそのまま眠ってしまったらしく、目が覚めるとあのスライムは居なくなっていた。

･･････ふにふにしていて、結構気に入ってたのに。←

んで。何で視点がこんなに低いのかな？前世でも身長は低い方だったし、こっちの世界じゃ美幼女だったけど。

更に視点が低い!!

魔力感知を使って確認してみると、私は白猫になっていた。そう言えば、夢の中で猫になりたいって願った様な･･････待て、どんな夢見てんだ。

《一人ツッコミですか、あんまり面白くないですね》

知らねーよんなこと！つか辛辣･･････。

でもまぁキレイな猫になれて良かった。白い毛並み、青い瞳、そして───

『雫形の･･････首輪？こんなの付けてたっけ･･･』

･･････思い出した、ナナセから貰ったおそろいのペンダントだ！何で忘れてたんだろ･･････。ナナセ、元気かなぁ･･････。

なんて感傷に浸っていると、ガサガサという何かが動く音が聞こえた。嫌な予感。

振り返ると、そこにはよく分からない魔物。

えっ･･････何こいつ･･････。

《!警告！マスター、早めに攻撃した方が良いかもしれない！》

え!?んなこと言われても攻撃手段『呪歌』しか無いよね!?

とりあえず猫語で･･････ん、何か違和感？

いつの間に攻撃を受けたのか･･････血が出ていた。痛覚無効を持っているからか、痛みは感じない。

だから傷に気づかなかったのかもしれない。

とにかく必死で歌って、避けたけどかなり攻撃を喰らってしまった。

このままだと死にかねないので、『魔素補給』でそいつから魔素を全て奪い取って、街の方に向けて走った。誰か拾ってくれるかもしれない。

猫は身軽なので木々を飛び移って移動していくが、小枝が引っかかるので、少しずつ血が流れていく。痛みを感じないのが不幸中の幸いといったところだろうか。

やっと着い･･････た。

《告。体内の魔素残量が一定値を割り込みました。低位活動状態(スリープモード)へと移行します。
　尚、完全回復の予想時刻は二日後です》



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
この魔物なんとなく出しただけなんで、後から出す予定はありません。
あと痛覚無効持ってんのに何で痛かったんだろう、指摘ありがとうございます！

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