白猫少女。【転生したらスライムだった件】

10　誰？　リムルside ページ13

なんとなく食べたくなったので、ラーメンを食いに行った。

店はかなり繁盛している様だ。

ふと見ると、青髪の少女が元気いっぱいに醤油ラーメンを注文するところだった。

見たことない顔だけど、旅人なのか？いや、でもあんな幼い子に旅なんて出来るのか？

観察を続けていると、その少女の独り言が聞こえてきた。

『それにしても、異世界にラーメンがあるなんて･･････！』

!!

多分あの少女は異世界人の転生者だな。ラーメンがあることに感動してるみたいだし。

ラーメンを食べ終わった少女の行方を追ってみることにした。これは別にストーカーではない。

あっという間に人混みにまぎれてしまったが、魔力感知があるから大丈夫･･････。･･････!?
　
「なっ、反応が消えた･･････!?」

俺の魔力感知から反応を消すということは、ますますただ者じゃなさそうだ。

森で歌っているカラフルな髪のグループに、青髪の少女に･･････。

本当に一体誰なんだ？

とりあえず昨日の森に行ってみるか･･････。


昨日の場所に行くと、金髪の豪華なドレスを着た少女がうずくまっている。何かあったのだろうか？

俺はスライム形態になって近づいた。

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