白猫少女。【転生したらスライムだった件】

0　これは･･････カゲロウd((轢 ページ1

暑い･･････。

こんな日はカゲロウデイズを歌いたい。

「暑いねぇ･･････雪音。早く図書館行こうよ」

『待てって･･････暑すぎて体力が･･････』

親友のナナセと私は夏休みの宿題をやるべく、図書館に行くことにした。涼しいし。静かだし。

「こんな日はカゲロウテイズを歌いたいねぇ･･････」

『え!?思った事被ってるし！』

「嘘でしょ!?もしかして運めぐぅっ」

『やめろ･･････気色悪い･･････』

暑すぎてフラフラする。これは本当にヤバいかもしれない。


「!!雪音！赤信号！戻って来て！」

え？ふと顔を上げると歩行者信号は赤。数ｍ先にはトラック。もろにカゲロウデイズじゃん。

避けようにも足が竦んで動けない。

「雪音っ!!」

多分吹っ飛んだ。道路が見えて青空が見えた。憎いくらいに晴れている。たくさん人が居たけど、なんかフード被った人が目に留まった。すごい吃驚している。そりゃそうだよな、目の前で人がぶっ飛んだんだから。

「ゆき、雪音っ!!大丈夫!?」

『大丈夫な訳･･････ないじゃん。車に轢かれたんだから･･････っ』

痛い。身体中がとにかく痛い。･･････あれ感覚が麻痺してきたかな、痛くない。

《確認しました。痛覚無効を獲得･･････成功しました。続けて物理攻撃耐性を獲得･･･成功しました》

もうどうだっていいや♪じゃなくて。← 来世は美少女になりたい。今の記憶持ったままで。剣とか魔法とかあるファンタジーな世界に転生したい。

でも猫とか色んな動物にもなりたいんだよなぁ･･････。

《確認しました。ユニークスキル『変幻者』獲得･･･成功しました》

ワッツ？何言ってんの？まぁ良いや。そうだな･･･思い浮かべただけで何でも作れる能力とか欲しい。あと異世界だからね、便利な機能付きの案内者とか･･････。

《確認しました。ユニークスキル『想像作成』獲得･･････成功しました。続けてユニークスキル『案内者』を獲得･･････成功しました》

もう本当に何言ってんのかわかんねぇな。ユニークスキルって何だい。あと自然の影響も受けたくないな･･･。

《確認しました。『自然影響無効』獲得･･････成功しました》

救急車の音とナナセの叫び声が最後に聞こえた。

『ナナ･･･セ、ごめ』


言い切れなかった。私は静かに眠りについた。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
8/15 少し修正しました。そういえば今日カゲロウd【ログアウトしました】

1　おっおっおっおっ(顔文字忘れた)→

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