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満足して、五条君の方を見ながら褒め称えた。


「五条君は相変わらず、満点の褒め言葉をくれるね!お姉さん感心しちゃうよ!」


「…それで満点なら儲けもんだよな」


「いやー、私も儲けもん。
ほら、この写真待ち受けにしてよ。お願い」


「やだね、それじゃ他の奴らも見るじゃん」


「じゃあなんのために撮ったのさあ…じゃあツーショ!2人で撮ろうよ!バカップルみたいに!」


「みたいっつーか、バカップルだよ俺ら」


呆れた様子で、五条君が立ち上がる。そのまま私の横まで来てから携帯を上に掲げて、さっきと同じように写真を撮った。

見せてもらうと、楽しそうな私達が写っている。でも、五条君の顔が少し疲れているから、また後日撮りたい。


「…任務頑張ってね、五条君。というか、頑張ろ」


「?」


「夏油君が星漿体の方と、夜蛾セン通して天元様にも許可を得てくれたおかげで、私も同行できることになったんだ。だから一緒にいれるよ」


「…まじで?」


「うん。夏油君に感謝しときなよ?頑張ってる君のために動ける親友は大事にしないとね」


「超助かる。沖縄に先輩いたらいーのにって考えてたから」


「なにそれ、可愛いんだけど!大変だろうけど満喫しようね!」


ギューンと胸が締め付けられ、思わず抱きついた。五条君は水着のまま抱きつかれたことにちょっと動揺しながらも、私の背中に手を回す。
私の役目は、彼が出来るだけ精神面で疲労しないようにすること。だからなるべくいつも通り、なんなら少し明るく振舞って、ストレスを軽減してあげたい。
夏油君も、私を戦力だと思って呼んではないだろう。むしろこっち方面を目的としていたに違いない。

君はいい友人を持ったね、夏油君だけは失っちゃいけないと思うよ、先輩の意見としては。

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作者(プロフ) - みぃさん» コメいただいていたのに気づかなくてすみません‪‪💦‬ありがとうございます!頑張ります! (11月12日 17時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初コメ失礼します!このシリーズの作品がすごい好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (11月6日 14時) (レス) id: 01aa01ae14 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - 皐月さん» ありがとうございます🥰更新頑張ります! (10月9日 22時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!これからも応援しています (10月9日 18時) (レス) @page4 id: 8f5e3bc927 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:作者 | 作成日時:2023年10月9日 14時

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