愛され体質？下らない。６

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岩泉「このあと及川のところ行くのか？」



『まあ一応あと矢巾と澪のお化け屋敷、及川さんの執事喫茶、国見くんと百合野さんのコスプレ喫茶に行く予定なので。』



岩泉「ならこれ渡しといてくれねぇか。」



そう言って僕に渡してくるのは焼きそばとたこ焼きの入った袋。



松川「アイツ今日昼買う予定って言ってたからなー。」



花巻「でも多分人気だから、とか言って出してもらえないだろうし。」



この人達も、何だかんだ言って及川さんのこと大事に思ってるんだよなぁ。



これだから青城バレー部のみんなは好きなんだ。



『分かりました。』



好き、なんて、仲良しメンバー以来で。



もう二度と、部の人を好きになるとか信じるとか、そんなことないと思っていたのに。



何かすごく嬉しいな、なんて。



『ってわけで白布くん、川西くん、次は執事喫茶へ行くよ。』



川西「何が悲しくて男が執事喫茶へ行くことになるのか。」



『一度ついてきたんだ、最後までついてくるんだ。』



花巻「結構知り合い多いよな、瑞和ちゃんって。」



松川「いつ白鳥沢とまで仲良くなったんだよ〜。」



『彼らの方があなた達より先に僕の本性を知っていた事実。』



松川「おい待てどういうことだ。」



『よし二人とも行こっか。』



花巻「明日詳しく事情聴取な。」



うえー、面倒くさ。

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