愛され体質？下らない。

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『そうですよね。』



僕は今、“素直”で“何でも言っちゃう”キャラで行ってるから、このままムカつかせることを言うことにする。



『私はバレーが好きで、みなさんのプレーが好きで、その邪魔をしたくなくて…それで早く来て勝手にネットとか準備してるだけですから。

晴宮先輩は何も悪くないです、私が勝手にやっているので…これからも、勝手にやらせていただきます。

みなさんの練習が捗るように、たくさんサポートさせてください。』



この人達のためであり、自分のためとかではない。



あなたとは違って、この人達のために動いている。



そういう意味を込めて、皮肉でそう言っているんだ。



華恋「っ」



及川「瑞和ちゃん良い子だね、すごくありがたいよ！ありがとう！」



『いえいえ、こちらこそそう言っていただきありがとうございます。』



立派に、火に油を注いでくれて嬉しいよ。



とても助かる。



華恋「…華恋だって、みんなのこと想ってるよ…？」



及川「あ、別に華恋ちゃんがみんなのこと想ってないとか言ってるわけじゃないよ!?」



ここで僕の本音を一つ。



うわ何だコイツめんどくさっ。



ほら、正気に戻ってちゃんと周りを見ることにした国見くんの顔見なよ。



何でオレこの人のこと庇ってたんだろ…。って顔してるから。



笑っちゃうよ。

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