168話 ページ24
フロイド「オトヒメちゃんさっき俺の事撮ってたでしょー」
『ええまあ、ピースしてくれましたね』
フロイド「オトヒメちゃんだったからねぇ。ね、どう?かっこ良く撮れた?」
『見ます?』
フロイド「見る〜!!」
部活が終わった所で下へと行くと、そう言いながらまた抱き着いてくる。
背後から抱き着いてくるから、無理に顔を見ようとはしないけど。
上向くとなると首グキってなるし…ヒール脱いだら本当に身長差酷いことになる気しかしない。
フロイド「へー、オトヒメちゃん写真撮るの上手くね?」
『まあ元写真部なので』
しのぶ「そうだったんですか?」
『進学前はね…』
中学生の時は殆ど活動していないも同然だった写真部に所属していた。
入学直後に記憶を取り戻したのだが、その直前に部活は決めてしまっていたから。
まあ何方にしても剣道部とか入る気はなかったし…途中からちょっと荒れたから幽霊部員みたいな感じになっちゃったけどね…。
あの頃の部活仲間、結構話す人居たけど…元気にしてるかなぁ…。
フロイド「ちゃんとしたカメラとかは持ってねーの?」
『今はないですね…欲しいけど…』
ネーロ「買ってやろっか」
『ネーロさんは僕のために簡単にお財布緩めるのやめません??もし買いたくなったらバイトとかして買うから…娯楽品だし』
フロイド「じゃあモストロ・ラウンジでバイトすれば?人手は多いに越したことはないー、って前アズールも言ってたしぃ」
善逸「アズール、ってあの胡散臭い笑顔の人?ちゃんと給料くれんのかな…」
『アーシェングロットさんは其処ら辺ちゃんとしてると思うよ、契約関連で働いてもらう場合は対価だろうから別だとしても…そうじゃないバイトにはちゃんと払うタイプだと思う』
フロイド「よく分かってんじゃん、流石オトヒメちゃん♪」
推しですから()
とは流石に言えないけど、そう言うタイプであることは簡単に分かる。
いくらインチキタコ野郎と言われていても、そう言う所しっかりしているから経営者やってられるんだと僕は思う。
しのぶ「僕もそろそろバイトとかしたいと思っているのですが…そのラウンジ?と言う所はどのくらいバイトを募集していますか?」
フロイド「んー?知らね、でもルリヤッコちゃんなら俺が許可する〜」
ネーロ「良いの、それ」
フロイド「良いの良いのぉ、何とかなるでしょ」
優遇だなぁ…ありがたい。
仕事するのは久しぶりだ。
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真冬 - 続き待ってます!! (2023年2月11日 20時) (レス) @page30 id: df27f919ce (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 善逸かっこいいとこなのに…この小説面白いのにぃ!!!更新待ってます!! (2022年6月5日 14時) (レス) @page30 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 華怜(プロフ) - 元々ツイステと鬼滅のクロスオーバーは好きですが、この作品は特に大好きです!!更新停止になってしばらく経ちますが、何度も読みに来てしまいます笑 都合はあるかも思いますが、いつか更新していただけたら嬉しいです。待ってます! (2021年8月30日 10時) (レス) id: c829cd7d6a (このIDを非表示/違反報告)
ナム - フロイドさんよぉあんた気づいてんじゃないのか…?女だってこと (2021年8月22日 22時) (レス) id: 9ed70eacbe (このIDを非表示/違反報告)
ぴおり(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて一気に最後まで読んじゃいました!あまり好きではない顔文字も使ってないし、分かりやすい話だし、とにかく凄く読んでいて楽しかったので、頑張ってください!! (2021年1月17日 22時) (レス) id: 746032848f (このIDを非表示/違反報告)
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