二十二頁 ページ24
『いや何それ可愛いかよ、女の子苦手で避けちゃうとか可愛いかよ、え、ちょっと可愛いんだけど、僕君のこと推しちゃうよ？？え？？』
「良いから！！余り近付くなって！！」
『待って可愛いんだけど…僕琴平A、君の名前を教えてよ。』
そう言いながら隣を歩くと、顔を赤くしながらも諦めたのか僕の方を見ないまま言う。
玄弥「…不死川玄弥。」
『なるほどなるほど玄弥くんか、僕君みたいに初心な子は結構好きだったりするよ、是非仲良くしてくれると嬉しいな。』
好き、と言う言葉に反応したのか顔を真っ赤にする姿は正に思春期の男子…善逸くんも違う意味では(？)思春期真っ只中だなぁとは思ったけど…僕はこのように純粋な子が大好きだったりするんだよなぁ。
このくらいの軽い感情はしっかりと持ってるからね、欠如してるだけでないわけではないからさ。
玄弥「お前俺のことおちょくってんだろ！」
『おちょくってなんてないよ、人聞き悪いなぁもう…。』
酷いじゃん、とか思いながら彼の顔を見ると、少しだけど僕の方を見てくれるようになっていて。
慣れるのが早かったのか、それとも僕のことを女だと思っていないのか、そのどちらかなんだけど、もし後者だったりしたら本格的にしばき倒すね(理不尽)
『それよりさ、君は何となくだけど他と違う感じがする…何で鬼殺隊に入ることにしたの？』
そう聞くと、何処か顔色を変える。
あー、これは聞いちゃいけない側だったかぁ、なんて思い軽く反省していると、彼は僕の方を見ながら少し困ったような顔をした。
めちゃくちゃ可愛いとか思っちゃったんだけど、どうしたよ。
玄弥「…俺は、」
『あー、ゆっくり話したいことなら…あっち側、鬼の気配しないから行こう。』
玄弥「え、」
『簡単に話せることでもなさそーな気がしたから行こうってこと？
まあまあ、そんなに気を引き締めずに…取って食おうとなんてしても居ないんだからさ、人の話を聞くのは苦手じゃないんだ。』
人の話を聞くのは、結構好きだよ。
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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか？なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか？バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (
レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか！とっても面白いです！ (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)
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