一頁 ページ3
『鬼殺隊って緩い組織か…?(失礼)』
鬼殺隊に入って数年、僕は特に強い相手と戦うこともなく…たまたま強い相手が居る所に派遣されては僕が倒しているわけではないとは言え生き残ったことから、何故か甲という所まで登り詰めた。
よく話す同期が庚なのにも関わらず何かごめんね(他人事)とか思っているんだけど。
僕本格的に強くないんですけどこれが甲隊士で本当に良いの?とは常日頃思っている。
ていうか僕の同期三人も柱居るんだけどもしかして神世代だったりするのかな(真顔)
庚隊士の同期も何だかんだで生き残ってるし…って言ってもね、実際のことを言うと柱になった三人と庚隊士の同期と僕以外は殆ど全滅してるんだよなぁ、僕達の世代。
生き残ってる僕達は中々に凄かったりするのかもしれないね。
とかいいながら殆ど倒してないんですけど、僕ガチ目に強くないんですけど、何で僕はまず此処に入ることになったのかなぁ…とかそこら辺を考えると全力で遠い目がしたくなるしね。
弱いんだけどなぁ僕、僕より彼(庚隊士の同期)の方が甲隊士であるべきだと思うんだけど。
そんなことを思いながら、たまたま通った柱になった同期達を遠くから見つめる。
いやぁ、出世する人はみんな顔も良いって決まってるのかなぁとか思うよね。
前世で言えば普通にこの人達モデルにでも何にでもなれてたよ。
こんなにいつ死ぬかも分からないような仕事さえしていなければ、普通に幸せに長生きでも何でも出来ていただろうに…でもその普通の幸せを捨ててまで鬼殺隊に入りたい理由でもあったんだろうね。
『僕とは大違いだなぁ。』
僕は特に入りたいとかそんな気持ちはなかったんだけどね、拾ってくれた育手さんに言われてなっただけの話だからさ…鬼とかどうでも良いし、同じようにご飯食べてるだけだろうし…とかそんなこと言ったらヤバイ気がするから言えませんけど。
こんな話誰にも出来ないから、案外生き辛い世の中だなって思ってしまっているよ。
162人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ