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エピローグ ページ21

私が最後の最後まで笑えたのは、玲於のおかげだった。



霞んでいく視界で…見えた涼太くんの顔。



すごく悲しそうで…ごめんね、って、言いたくなった。



でも、私は何も後悔してないよ。



玲於に出逢えて、幸せだったの。



だから私は…大丈夫。



安らかに眠ることが出来るんだよ。



…見えなくなっていく目の前。



そんな中、最後に考えるのは…やっぱり愛しい彼のことで。



…玲於。



出逢ってくれて、ありがとう。



愛してくれて、ありがとう。



…幸せになってね。



バイバイ。

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作者名：心月美玲 | 作者ホームページ：http:  
作成日時：2019年4月19日 21時

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