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溢れ出して来る涙を止める方法なんて、馬鹿なオレには分からなくて。



ただただ嗚咽を溢すことしか出来なくて。



何も考えられないような状態で、分かることは一つ。



玲於「Aっ……好きだよ、愛してる…っ…！」



こんな簡単に出てくる言葉を、ずっと言えなかったんだ。



それでもAは、オレのことを愛してくれた。



…オレの全てを、愛してくれた。



玲於「絶対っ…絶対、忘れないっ…!!」



…A。



出逢ってくれて、ありがとう。



愛してくれて、ありがとう。



…安らかに眠ってね。



バイバイ。

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作者名：心月美玲 | 作者ホームページ：http:  
作成日時：2019年4月19日 21時

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