検索窓
今日:32 hit、昨日:17 hit、合計:88,627 hit

鍛錬の話。参 ページ18

光尊「遅いよ!」



『いやあんたが早いんだよ!!』



暫くしてある程度の基礎体力が付いてからは、奴と手合わせする形での鍛錬が始まった。



奴は木の棒、僕は木刀…なのに凄い速さだし、凄い強さで…一発も入れることが出来ない。



神としての力を使っているわけでもなさそうだから、奴本来の力なのだと思う。



『はっ…また取られたっ…』



光尊「いやぁ、でも本当に成長早いなぁ。」



『皮肉?』



光尊「ほんとだよほんと、しかも毎回寸分狂わず人間で言う所の急所を狙いに来てるよね。

最早此処まで来ると才能としか言えなくて凄いと思うよ、鬼より人を殺す才能があるよね。」



『いや全力の皮肉だろてめぇ。』



光尊「そんなに怒んないでよ怖いな!?」



『動くなぶっ殺す。』



光尊「そんな所に感情を顕にしないでよ!?」



…喚いてるくせに、いくら木刀を振り回しても一度も当たったりはしない。



こいつ強すぎてめちゃくちゃ腹立つんだよなぁ!!



『…決めた。』



光尊「いやあの、立ち上がり方ほんとに怖いんですけど何。」



そう言う奴を軽く睨みながら…静かに告げる。



『…僕の目標、貴方を殺すこと。』



光尊「待って!?殺す相手違うね!?鬼だからね!?」



『貴方を殺すために生きる。』



光尊「一生死ねないからね!?」



『凄い自信だねぇ、その自信すぐに折ってあげるよ。』



光尊「ほんとに怖いんだけど俺一応師範だからね!?」



僕はこの時初めて知った。



どうやら僕は負けず嫌いらしい(真顔)

鍛錬の話。肆→←鍛錬の話。弐



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 薄桜鬼 , トリップ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

そーな(プロフ) - すごく面白いです!続編楽しみにしてます(`・ω・´)ノ (2019年10月29日 11時) (レス) id: fda0224a1f (このIDを非表示/違反報告)
夕希(プロフ) - 私の好きな、薄桜鬼と鬼滅の刃がコラボしているとか、嬉しすぎます!ありがとうございます! (2019年10月25日 17時) (レス) id: 9681d7962f (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - 薄桜鬼!懐かしい……更新頑張ってください! (2019年10月25日 14時) (レス) id: 1f4124da1c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年10月25日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。