雨柱の癸さん弐

53話 ページ14

『次に何故か分からないけど過保護になっている兄のような人…顔から見て何人か人殺してそうです(失礼)

めちゃくちゃ体とか顔に傷があって目も本当に怖くて、見ただけで恐怖覚えるのに合わせ人の肋平気で折っちゃいます。』



「だ、だから何だ！！」



『僕の妹、僕のことになると普段笑顔だったり楽観思考な割に顔から表情消して死んだ顔でその相手潰すような子です、その子も過保護なので。』



少しずつ顔色が悪くなっていく男の人が面白くなってくる。



『あと何人くらい聞きたいですか？』



「し、知るか！！その数人くらい平気だ、俺達は50人以上居るんだ！！」



『容赦なしで人殺せちゃうヒト達の話します？』



そう言うと、硬直し出す。



『もうほんと無表情で人を人扱いせず殺しちゃったりするヒトが居ますね。

あと他には…凄い良い笑顔で「可哀想だ」「救ってあげよう」って言いながら人殺しちゃうヒト。

素手だってのにその素手を身体に貫通させて殺すこと出来ちゃう人とか？

あと僕の弟は、糸を使いながら平気で人殺せちゃいますよ、殺してきた子だし？』



「お、お前の周り何でそんなのばかり…ってそんなデタラメ信じねえぞ！？」



『信じるか信じないかは貴方次第…って言いたい所ですけど、僕のこと解放しなければ死ぬ可能性は考えた方が良いですよ。』



いやガチでね。



今言った人達は来てくれると思うね。



そうしたら貴方も貴方のお仲間もヤバイよ？？



「うるせえ！！黙って其処に居ろ！！」



『あー、はいはい。』



面倒臭えなぁ…。

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