モブ人生返せ。

普通 ページ48

胡蝶「…稀血ではありませんでしたね。」



『普通だと思うって僕はずっと言ってました、確かに言ってました。』



確実に涙目であるであろう僕と、稀血じゃなくて良かったと言いたげに胸を撫で下ろすしのぶ様。



ちなみに血を採る時暴れていたら冨岡様に羽交い締めされて無理矢理採られました痛かったです。



胡蝶「まあまあ、違ったんですから良かったじゃないですか。」



そもそもモブ人生通し続けてきたんだからさ、普通に考えて違うに決まってるのにさ？？



僕の言葉なんて聞かずに採って行くんだよな(キレ)



冨岡「…大丈夫か。」



『へ〜〜〜〜優しい言葉も掛けられるんですね、でも担がれたの僕は忘れませんから！！』



冨岡「逃げようとする方が悪い。」



『このやろ。』



反省する気ないぜ。



『だから嫌われるんじゃないですか。』



冨岡「俺は嫌われていないし、お前にだけは言われたくない。」



『どゆこと？？？？？』



僕はそれ以上に嫌われてるって言いたいのか？？



…うん、何か鬼舞辻無惨、炭治郎くん、嘴平伊之助の言ってくること考えたらそうな気もしてきたよね…(遠い目)



『ちょっと紐あります？？』



胡蝶「吊る気じゃないですよね？」



『嫌われ者の僕なんて置いておいても意味ないじゃないですか！！！！』



胡蝶「大丈夫です、冨岡さんほど嫌われてませんから。」



冨岡「…！？」



『嫌われていることを否定して欲しかったしこのことでショックウケるな冨岡様！？』



ねぇマジ泣きするよ！？

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