階級・甲の癸さん拾弐

514話 ページ6

『で、監視がつくわけですね(遠い目)』



伊黒「当たり前だろう。」



本日の監視は伊黒さんらしいですよみなさん。



足を組みながら腕も組み、「何を当たり前のことを言っている。」と言いたげな目で見てくる伊黒さん。



無駄に絵になるな(キレ)



『何なんですかね、どうせなら起きた日くらいはお師匠様が良かったな。』



伊黒「冨岡は任務だ。」



『だと思いましたよ、畜生悲しいよもう(頭抱え)』



早く寝ろ、みたいな目で見てくるけど聞く気はありません。



どうやら寝すぎたらしく全く眠くないんで(真顔)



『蛇さん蛇さん、何か話でもしませんか。』



伊黒「黙って寝ろ。」



『蛇さん今日ネチネチしないなぁ、口数少なすぎる〜。』



いやいいんですネチネチされないのは良いことなんです、良いことなんですよ。



でも話してくれないと物足りない…決して僕はM気質ではないです(真顔)



どっちかと言うとS…って何の暴露してるんだ(頭抱え)



伊黒「…それなら、一つ話すか。」



『本当ですか！？』



少しわくわくしながら蛇さんを見ると、蛇さんはじっと僕の目を見てきた。



…え、なになに(真顔)



伊黒「話す…というより言わせる、か。」



『？？？』



伊黒「名前で呼べ。」



…何言ってるんだこの人(真顔)



『蛇さんの名前は蛇さんです、以上。』



伊黒「俺は伊黒小芭内だ。名前で呼べ。」



話逸らしたんだよ嫌なんだよ分かれよ(キレ)

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