階級・甲の癸さん拾弐

552話 ページ45

『…あの。』



胡蝶「どうしました？」



『今日は緊急柱合会議があるとお師匠様が言ってまして。』



胡蝶「ありますね。」



『それなのに何故僕は…本部へと連れられているのでしょう。』



緊急柱合会議に一般隊士(甲隊士)が来ていいの？？



胡蝶「癸さんはもう柱同様ですし、今回は癸さんが居た方が良いんです。」



『待って、前者待って。』



柱同様とか意味が分からないこと言うのは勘弁してくれませんかね。



胡蝶「まあまあ、話を聞けば何のことかわかりますから。」



『えっ、やだ(真顔)』



胡蝶「はい？」



『ｽﾐﾏｾﾝﾜｶﾘﾏｼﾀｶﾗｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾕﾙｼﾃ。』



お姉さん顔怖いよ顔、「行きますよね？行かないなんて言いませんよね？ね？？」って書いてあるよ勘弁してよ。



胡蝶「ふふ、分かってくれて嬉しいです。」



いや強制じゃん、めちゃくちゃ強制じゃん。



『最近お館様に会ってませんからね、久しぶりだぁ。』



胡蝶「お館様も癸さんに会いたがってましたよ。」



『ええ…すき…(？)』



今度お兄ちゃんって呼んでみよ、あ、でもそんなことしたら殺されそう(蛇さんに)。



でも妹って言ってくれたのお館様だもん！！(言い訳)



胡蝶「ふふふ、早く柱になって欲しがっても居ましたよ。」



『嫌です☆』



それだけはお姉さんにどんな威圧を掛けられようが無理なんだ！！



何か分かんないけど今更なるのは嫌なんだ、分かってくれ！！

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