階級・甲の癸さん拾弐

519話 ページ11

宇髄「名前呼ばせるのが流行りなのか？」



『いや今それで困ってるんだって話したよね貴方の耳はお飾りか。』



今日の監視は宇髄さんだったらしく、昨日あったことを話した所妙な勘違いをされたからそう答える。



宇髄「お前地味に口悪いよな。」



『それ多分知り合った頃からだし地味ってより派手に口悪いです。』



宇髄「いや自分で言うなよ。」



『派手派手さんの唐突な真顔はビビるから辞めて。』



宇髄「俺が来た頃から真顔なお前には言われたくねぇな。」



いやもうお陰様で昨日くらいから表情変えるのやめようと思って(？)



『派手派手さんに罪はありませんが。』



宇髄「なら笑え。」



『笑えと言われると笑いたくなくなる。』



宇髄「天邪鬼か。」



案外派手派手さんとの会話はとんとんと進むから嫌いじゃない。



なんて口が裂けても言わないけど(真顔)



宇髄「名前…名前かぁ…。」



『呼ばせようとしたらお姉さん呼びますから。』



宇髄「いややめろよ怖えな。」



お姉さんは僕でも怖いからなぁ(遠い目)



『ていうか僕基本的に柱様方みんな怖いわ。』



宇髄「そうか？」



『初対面の印象ほんと終わってた。』



宇髄「どれだけ昔の話引っ張ってくんだよお前は。」



『人の記憶に深く残るものを教えてあげましょうか、嫌な記憶なんですよ(真顔)』



宇髄「それは知ってるけどよ。」



あれっ、知ってるんだ何か意外(？)



まあだから僕は生きづらい☆(遠い目)

520話→←518話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す