取り敢えず一回鬼に喰われてくれ。

四話 ページ6

「よもやよもや！少年に少女、怪我はないか！」



そう言いながら僕達の近くにしゃがみながら声をかけてくる男の人。



顔面偏差値高すぎて目がやられた(頭抱え)



響「…ありがとうございます助かりました、その隊服は…鬼殺隊の方ですか？」



凄いよ響くん！！



イケメンと普通に話してるよ、あ、イケメンだからか！！



僕も美少女だったら話せてたかもなぁ、ショック！！(頭抱え)



煉獄「うむ！そうだ！煉獄杏寿郎だ！」



…煉獄杏寿郎…何か強い人だった気がする！！



響「煉獄さんですね、俺は星宮響…この人は無藤Aです。

実は俺達帰る場所がない状況で…泊まれるような場所はありませんか？」



…ねぇ響くん、先輩と後輩交換しない？(真顔)



僕が先輩とか嘘な気しかしないんだよね。



煉獄「帰る場所がない…それは困ったな！！よし、俺の家に来ればいい！」



『…えっ、いいんですか？』



煉獄「よもや！此処で一人で居るのを放っておいたら鬼達の格好の餌だしな！

継子が欲しいと思っていたところだ、君達を継子として迎え入れよう！！」



…What？？



『継子、とは。』



響「元柱や現柱という鬼殺隊でも階級が高い人が、才能を認めた相手を次期柱として育てるんです。

その育てられる相手のことを継子…というはずですが、俺達にはまず基礎体力がない…。」



煉獄「少年、よく知っているな！基礎体力はこれから付ければ良い！！」



…響くんも凄いけど、煉獄さんも(色んな意味で)凄い。



響「でももし上手く行かなければ…？」



煉獄「大丈夫だ！！大丈夫な気がする！！」



適当かよ！！(頭抱え)

五話→←三話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す